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# アクセサリーでも免罪符でもない。

 

商売の基本は真似ることだ

利益の出るビジネスモデルをしっかりと研究する。
 
いわるゆるベンチマーキングというものは勤務先では結構やったし、上司が写真を撮るのを壁になって隠した。いい気持ちではなかったけど仕事だったし、見つからないように実行することこそマナーだと理解していたから、レイアウトや品揃え、什器や棚の高さ、床材の張り分けから備品まで、最後に勤めたお店の移転前にはそれなりに研究していたと思う。
 
 
 
東京に1泊2日で出張させていただく機会には、展示会は初日にすべて廻って、2日目は都内の店をギリギリまで見て廻った。僕は社内で出張できる立ち位置になれるまで、10年以上を要していたから、誰よりもその意味を重く受け止めていたとおもうし、何よりも知りたい気持ちが強かった。
 
IDEE、d&department、PFS、スタンダードトレード、36、ランダバウト、アウトバウンド、ポスタルコ、デルフォニックス、伊東屋、・・・強く印象に残り影響を受け続けるお店さんは他にもたくさんある。
 
 
ただ2日目にひとりで巡る東京は、いわるゆる店舗視察や競合店調査とは明らかに違っていた。内装やレイアウト、品揃えだけでもなく、そのお店ならではの魅せ方、売り方、伝え方だけでもなく・・・
 
僕が一番触れたかったのは、お店が築いてきた文化や姿勢、思想、つまりは「創業者の想い」であったと、いまはわかる。
 
 
 
たとえ同じ(ような)商品をセレクトしてあっても、想いの深さは違うものだ。
マークや印を集めたり、自分を飾るためのアクセサリー感覚の仕入や取引に何の意味があるだろう。
 
その軽薄さはやがてお店全体の気配となって現れる。
売れるから、なんとなくカッコいいからという軽いノリで扱うと続かないし、モノの価値の裏付を扱っているお店で判断しているとしたら、その辺りのバイヤーにはなれるかもしれないけど目利きじゃない。
 
僕にとっての取引先様は、運命共同体であって、アクセサリーや免罪符とは違う。
 
 
商売の基本は真似ることだ。
ただ上辺の技術を真似ても価値を下げるだけから、トップランナーのスピリットこそを学びたい。
 
 
 
僕の尊敬する、TOKUSIMA COFFEE WORKS の小原 博 社長に以前尋ねたことがある。
農産物であるコーヒー豆は毎年品質が違うはず・・・どのように選ぶのか、その判断基準について伺うと明確な答えが返って来た。
 
 
 
「もちろん味は大事だけど、最後は生産者の姿勢だよ」と。
 
 
尚之さんの仕事を伝えたい、ひとつでも多く遠近のお客様に届けます。
 
 
 
14日のトークイベントは、いまブログを読んでいただいてるみなさんにこそ来て欲しい。
私たちが私たちの地域の価値を理解していたい。それらを伝える役割があるとするならば、それは都市部のクリエイターの仕事ではなく、私たち自身の仕事ではないかなと思うのです。学びや気づきの溢れるトークイベントにしたいです。どうぞよろしくお願い致します。
 
 
 
 
"どの仕事の先にも、かならず人間がいる。わたしたちの働きの意味や質はその”人間”が、どんな存在として見えているかに懸かっていると思う。技術もやり甲斐も、そのあとをついてくるのではないかな"
 
西村佳哲 著 なんのための仕事? より抜粋
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